路上駐車・駐禁対策!「路上駐車にご用心!」

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路上駐車に御用心

路上駐車・駐禁対策!「路上駐車にご用心!」2006年6月1日、改正道路交通法で駐車違反の取り締まり業務が民間に委託された。今までの駐車違反とは異なり、車を離れたら即摘発される今回の改正道路交通法。もちろん、車だけではなくバイクもターゲットとなっている。まずは今回の改正法で何が変わったのか?知らないと損する情報もあるので要チェック!

バイクと駐禁

ここ2~3年前まで、バイクにとって駐車違反、俗に『駐禁』と呼ばれる違反はあまり縁のないモノだったのだが、昨年あたりから『梅田』や『難波』にバイクを停めていたら駐禁を切られた…という話を良く聞くようになった。
 6月1日よりスタートとなった駐車違反取り締まりの民間委託。土日のツーリングなど、趣味的な用途にしかバイクに乗らないライダーにとっては、あまり関係のない話なのだが、通勤や普段の足としてバイクを使用しているライダー達にとっては深刻な問題だ。

駐車違反の罰金と点数


新しい駐禁

では、民間委託となった新しい駐車違反取り締まりは具体的に何が変わったのか?まずは、今までチョークで時間を記入し、一定時間が経ってからでないと成立しなかった駐車違反が『ほんの数分』で成立してしまう点(詳細は下記参照)。次に「反則金」とは異なる特性を持った「放置違反金」の登場。今まで駐禁を切られても逃げていたドライバー対策に登場したとも思われる「放置違反金」。駐車違反取り締まりを受け、出頭しないドライバーの代わりに、取り締まった車両の持ち主に対して支払いを催促する違反金で、支払いのない場合、車検が受けられない等の制裁が与えられる。駐車違反で取り締まられてからの流れは下図にまとめているので、参考にしてほしい。
ほんの数分で駐禁


取り締まられたらどうなる?

取り締まられたらどうなる?


1.運転免許の停止
無違反期間を1年おかずに3回行えば30日の免許停止処分となる。(運転者が対象となる)
※1年以内に駐禁3回→累計点数が6点に達した場合

2.督促・滞納処分(差し押え)
督促の期限までに納付しなかった場合、滞納処分による強制徴収の対象となり、銀行口座が差し押さえられる。こうなると放置違反金に加え、督促手数料、延滞金も支払わなければならない。

3.車検拒否
放置違反金を滞納して督促を受けた場合、放置違反金を納付した事を証明する書面を提示しなければ車検を受けることができない。

4.違反車輌の使用制限
半年の間に違反金納付命令を3回で10日、4回で15日、5回以上で20日の運転禁止処分となる。(違反車両が対象となる)※自動二輪車・前歴なしの場合

反則金と放置違反金

駐車違反取り締まりの民間委託
駐車違反取り締まりの民間委託

今回の民間委託によって違反検挙件数は今までの2倍になると言われており、車だけではなく、バイクに対しても駐車違反取り締まりが強化されることが予想される。今のところ大阪や京都、神戸などの市内の重点地域を中心に取り締まるとのことだが、だからといって他の地域なら安全というわけではない。そもそも、バイクにとっては今回の民間委託よりもより重要な問題がある。それは、バイクを停めることのできる駐車場の圧倒的な不足だ。

バイクと駐車場

これまではバイクで駐禁となる事が少なかったため、需要のなかった駐車場。しかし、バイクでも駐禁を取られる今、お金を支払ってバイクを駐車場に停めておきたいと思っても、ほとんどの駐車場でバイクは駐車させてもらえないのだ。今回編集部にて大阪市内にある駐車場の一部、約400件に対し、バイクを駐車できるかを調査したところ、良い返事を頂けたのは左頁の19件のみだった。この結果からもいかにバイクの駐車スペースが不足しているかがわかって頂けるだろう。関東方面では『パーク王』などの二輪専用駐車場が続々と増えていっているそうだが、関西に登場するのはまだ先の話。現在、大阪市内ではいつ駐車違反取り締まりを受けてもおかしくない状況なのだ。取り締まられる前に、新しくなった駐禁についてもっと勉強しておくことをおすすめする。
大阪市内監視員巡回エリア